なぜ熱海だったのか②

去年の夏(2016年8月)久しぶりに青春18切符を使い嫁と博多に行きました。
嫁との旅行は近い将来、長旅(無茶旅)は当分出来なくなるだろうと思っていたし、
行った事無い土地に連れて行ってみたかったのです。
※18切符の寝台無しで東京ー博多間を5日間でって実はかなりきついです。よく嫁は着いて来たなと拍手を送りたい!

その夏の18切符旅は先程の理由と
引っ越し(移住)の条件整理と言うか視察と言うかそーゆーのも心の中では思ってました。

例えば広島呉線に乗って見ていた風景。
この熱海よりも穏やかな時間の流れを感じ、「ザ・田舎(いい意味で)」に住むのもいいな。
東京を離れるなら一気に行っちゃうのもありなのかなーとか。

ただ現実的なチョイスは出来なかった。子供が一人立ち、年金生活突入って条件なら別ですがまだまだ都市部な生活を捨てた訳では無いので合わないなーと。

例えば博多。
道路陥没ニュースがまだ記憶に新しいですがちょうどあの通りを歩いたのを覚えてる。
※その通りの写真あるかなと探したがそこは無かったので駅を。
で例の如くと言うか無意識のうちにまた不動産屋の看板を見てたんだけど
博多駅から徒歩圏内でもまぁ安い事。これで移住すれば生活コストは単純に落ちる訳で。

15年前、初めて博多に行った時はまだ地方色って残ってたと思うのですよ。当時ビックカメラが進出してこっちに住んでる者からすれば「おー、こんなところで出会えるなんて」て珍しかったけど今はアパレル、大型家電量販店、居酒屋等なんでもかんでもそして海外ファストファッションも含めて同一ブランドの全国展開が当たり前でどの都市も同化して来てますよね。
各都市を数年毎に回ってると凄く実感します。(去年、十数年振りに仙台へ行ったけど同じ感じだった)
まぁこれは時代の流れですしここでその功罪は触れませんが、
移住の観点から見ればほぼ同じ様な生活が出来て住居コストが落とせる訳でいーのですが。

ではここも候補の1つだなーと。
全ての駅を降りた訳では無いですが広島、神戸、大阪、名古屋なども同様な気持ちでした。

元々この旅は思い付きで動くから目的地である博多以外は気になったところに時間を費やすって感じですが最終日に嫁に聞く。「名古屋と小田原どっちに時間使う?」「少しでも家に近づきたから小田原!」と言ったので最終日の15時頃、小田原に到着。

まともに小田原に降り立ったのは実は初めてでした。
こんなに大きな都市だとは思わなかったw
まぁ新幹線が泊まる駅、小田急線のキーとなる駅となればそりゃーそーですよね。

小田原駅前に家電量販店、海外ファッションは無いけどそれ以外はどのジャンルでもほぼ同じ。東京へのアクセスの良さ、熱海へは30分で行けちゃう。
今まで降りた事が無かっただけに移住候補地として小田原がいっきに急上昇しました。
漠然と語っていた熱海・軽井沢からすれば田舎っぽさが剥ぎ取られてしまいますがw

と言う感じでこの旅行で関東圏を脱すると言う選択肢は無くなり急に小田原がランクインしましたw
まだまだ続きます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする