「バッテリを使う機器の多くは自分で電池交換できます。例えばビデオカメラは外出時には予備電池を持って出かけ出先で交換します。スマホがそうでないのはなぜ?」
むかーしのビデオカメラも携帯電話も↓の様な「バッテリーパック」を取り付け・取り外しをして使うものでした。
こちらに書かれている様にバッテリーパックS・Lなども有りました。
上記はmova・デジタルmova(10xや20x初期あたり)と呼ばれる「もしもしはいはいの電話」の時代です。
次にi-modeという「インターネット携帯電話」の時代に移り、デジタルmova20x中後期やFOMA前期に多く見られたのが
https://item.mercari.com/jp/m586… より
同じガチャっと取り付け・取り外しする形状ですが、バッテリーの性能向上に伴いぎゅっと小さくなり、デザイン的にもサイズ・重量的にも大きく貢献しました。
メーカーによっては同時期・もしくはFOMA後期に多く見られたのが上記とほぼ同じ形状で交換式は変わらず、バッテリーとカバー別の機種が登場しました。
ガラケー 携帯 携帯電話 充電器バッテリーなし … – ヤフオク! より
次にFOMA後期からのスマホ時代のバッテリーを見ると、
2009年7月日本初登場のAndroid
Android搭載「HT-03A」ファーストインプレッション – カイ士伝 より
2010年4月日本初登場のXperia
ソニーエリクソンの新Android携帯「Xperia (エクスペリア、SO-01B)」実機デモムービー より
2011年12月発売のGalaxyNexus
『「GALAXY NEXUS SC-04D」バッテリー交換』 より
この様に取り外し可能なバッテリーと嵌め込みのケースという形状です。
一方のiPhoneですが、たぶんそちらを使われてると思われるので歴史は割愛します。
そしてAppleと訴訟を繰り広げていた一方の雄であるサムスンが2015年4月発売になったGalaxy S6で今までバッテリーパック交換式をついに止め内蔵式に変えました。
下記の記事の様にこの変更にショックを受けた人は少なくは無くその一人でした。
ただし、バックパネルの取り外しが不可能になってしまった。バッテリー交換にメリットを感じていた人には残念な部分だ。
「Galaxy S6」はストイックにスタンダードさを追求したスマホだった!
Galaxyの陥落はそのちょっと前から始まった世界の流れでもある大画面化・薄型化(特に薄型化)には欠かせないものでもあったので致し方ないかなと思います。でも内蔵型は極力充電しながら使用しないなど手は打ってもバッテリーの劣化を早める事になりますし、それにより自分の利用環境では製品サイクルを短くする事になるので非常に好きになれません。が、世の中の流れだと思って今のところ諦めてます…