paypay は、決済にかかる時間が短いです。これだけでも今後ブレークするかもしれない感じがしています。実際のところはどうなのでしょうか?
まず“決済にかかる時間”とはどこを切り取って言うかにもよります。
当店ではこんな感じでテーブルにも
壁にもQRコードを張り付けてます。
(壁の方は金額指定型コード)
うちは現金が使えないと分かって入って下さるので中には「お会計呼び出し※」前に会計準備をし始める方もいるので、こういった店員の部分も含めれば早く見えるかもしれません。(※当店はLINEでオーダー・会計呼び出しを行いテーブル会計します)
しかしそもそもQRコード決済は「スマホ取り出す」「ロック解除※」「アプリ探す」「立ち上げる」「ロック解除※」「読み取り画面出す」「読み取る」(※は設定による)と面倒だし時間は掛かります。
Felica・NFCは「取り出す」「かざす」だけですから比べるまでも有りません。
もっと簡単なのは生体認証系の「取り出す」すら要らないタイプです。シーテックでのローソンウォークスルー決済も、秋葉原のdevelopers.io cafe も楽で速いです。
これはセミナーでもお話ししてますが、QRは決して未来の大本命では有りません。手段の1つとしてはまだ広がりますが、2020年に向けてインバウンドの本命(コンタクトレス/NFC)が普及し始めるでしょう。
イオンがVisaのタッチ決済導入へ–2020年までにキャッシュレス比率8割を目指す 2018年04月16日
三井住友カード、中小加盟店開拓へ決済端末を無償配布 米スクエアと組み売上高30万円まで手数料無料 2019年3月27日
※新Square ReaderのNFCは正式にはまだ解放されてません
同時に「かざす」に回帰し始めるでしょう。
(当然です。かざす方が楽ですからね。)
そしてそうこうしてるうちに生体認証も来ます。
先ほどのdevelopers.io cafeさんはAmazon Goが来る前に、自前で構築しちゃう時代です。何年か経てば大手もどんどん参入し価格もぐっと下がるでしょう。もちろん店舗形態・規模・業種・売上などによりどれが合うかはマチマチですが、未来の話だと思ってた生体認証はすぐそこまでやって来てます。
米国や中国もQRの次の生体認証に向かってますよね。
ですから
「読み取る」→「かざす」→「通過する」
この序列は変わる事無いです。
※今はおかしな事が起きてますが、方式と札束の殴り合い(キャッシュバックなど)は別の話なのでそれが止まれば最後は元の序列に戻ります。