次のステージの戦いが始まったMVNO。

MVNOのニュースはほぼ毎日と言っていいほど耳にしますが
昨日、楽天モバイルががこんな発表をしていました。
「通信利用制限でも最大1Mbps」 楽天モバイルの新プラン「スーパーホーダイ」

大手キャリアのプランに対し、「個人的な印象だが、注釈の多い産業だな」と平井康文副社長。新プランの「スーパーホーダイ」は、シンプルかつベストな料金プランを目指したものだという。

端末やプランを絞り込んだことに関して、今井氏は「とにかくプランをわかりやすくしたかった」とコメント。契約途中のプラン変更と契約の自動更新をなくしたことも、ユーザーができるだけわかりやすく、かつ手軽に格安スマホに乗り換えられるようにするための施策だと語る。
と語っていましたが全く同じベクトルを向いてます。
一か月前の記事で
やっとMVNOにMNP出来た!の話し【前編】
ちょっと言いたい事を勝手気ままに記しましたが同じ方向を向いてます。
”分かりずらい・不満・シンプルに”
IIJmioコミコミセットが11月30日までの期間限定なことに関して、顧客の動向を見つつのテスト的な施策だと語る。「以前はセット端末のスペックがなどがすぐわかる高リテラシー層が多く、正しいプランを選択できる方が多かった。現在は格安スマホの認知度が高まり、周囲の評判などで格安スマホに乗り換える層が増えてきたという実感がある」(今井氏)。
以前は「SIMのみでより安い、より大容量、より〇〇」だったけど今は↑で語られている通りだと思う。SIMは短くても1年、2年、長い人でそれ以上、会社を変えるって事が無いでしょうからある意味椅子取りゲームの枠の奪い合いなのです。
高リテラシー層のステージが終了して次の層においての椅子取りゲームが始まった。
ただその層に刺さらせるには端末セット、コミコミ、シンプル、ってところなんですね。
どこで見たか失念しましたが大手MNOの新プランでMVNO流入が少し減ったとか。

↓は今年の5月の記事でこの時点で予兆は出てました。
格安SIM絶好調の影で、急増するMVNOのトラブル
NTTぷららの撤退で「Xデー」は来るか
一時期のADSLの状態と一緒でそろそろ一気に淘汰されて絞られていくんでしょうね。
全体として良い方向に進んでもらいたいです。

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