熱海移住1年目が1年間祭りに行きまくって「これは絶対に行くべき」と思った4+1

2017月1月に移住し、9月1日に書いた 大都市大好き人間が熱海移住を決めた点などを纏めてみた とも連動してます。宜しければこちらもどうぞ。


熱海に移住して1年が経とうとしてます。
当初から「1年目の1年生だから百聞は一見に如かず、見ても無いのに判断するな、地域を知るには足を使おう、行ける祭り(イベント)は全部行く!」と決めてました。こちらに来てから行った熱海周辺の祭り(イベント)を挙げてみると、


3/11  熱海海上花火大会
移住後、初の花火大会と言う事もあり冬の花火が思い出に
3/18  ラスカ熱海屋上BBQオープン日
厳密にはイベントでは無いがopen一番乗りで利用しようと思った
3/20,21 箱根旅行
イベントでは無いが熱海と箱根の違いを更に体感出来た2日間
4/14,15 伊豆山神社例大祭
移住後、初祭りで宵宮祭は観光要素ゼロだが当時の雰囲気が伝わる程の素晴らしさ
4/15  熱海海上花火大会BBQ
ラスカBBQがオープン後の初花火大会、肉を食しながら花火を
4/22  あたみスプリングマーケット
親水公園で初のイベント、出店が有り各団体の催しが有るやや年齢層は高め
4/29  あたみマルシェ
1週前のスプリングマーケットに近いがフリマ寄り、年齢層は幅広い
5/3    熱海ビール祭り
GWになると日中はもう半袖でも十分でビールがとてつもなく美味しい
5/4    初島ところ天まつり
初めて初島へ!初夏の船旅は最高、そしてところてんうまい
5/5    伊豆山伊勢海老磯まつり
GWになると日中はもう半袖でも十分でビールがとてつもなく美味しい
5/13  TAKATA-FESTA in 熱海
生憎の雨となり館内で行われたので残念晴れてれば他GWイベントと同等か?
5/13  熱海海上花火大会
悪天候明けの花火だったので初めて家から堪能するこれはこれで良かった
5/27  湯河原湯かけまつり
観客も参加出来て、お湯を掛けても良い!これはやばい!楽しい!!
6/1    ほたる観賞の夕べ
見るのは子供の頃以来だったからとても良い体験が出来た
6/10  ATAMIジャカランダフェスティバル
夏がやって来た!感が花々から感じる、出店は少なく祭りより名の通りフェスティバル
6/30  スタバ京都二寧坂ヤサカ茶屋店
大阪に行く用があったので途中京都に立ち寄り6/30オープンのスタバを見に行くも大雨
7/8    海開き
待ってました!海!海開きの日に来れるなんて!最高でした
7/14,15 来宮神社例大祭
伊豆山神社例大祭を見た後なだけに比較をするとスケール感はこちらの方が上
7/15  熱海こがし祭り山車コンクール
やばい!迫力満点!観光満足度は高い!出店の数がハンパない=祭りの市場規模の大きさを感じる
7/22  サンビーチウォーターパーク
子供の為のモノなんて思ってたけど実はそんな事無かったチャンスがあれば行きたい
7/27  真鶴貴船まつり
色々な祭りを見たが船上で行う祭りは初めて見た一度は必見
7/28  熱海海上花火大会
冬の花火もいいなと思ってたけど花火はやっぱり夏だね!と思わせる
7/29  湯河原サンバパレード&納涼花火大会
サンバって実は初めて見た浅草しかイメージ無かったので温泉街を闊歩するパレードは良い
8/3    伊豆山温泉納涼海上花火大会
会場が狭い分、そこにいる人数も少なくそして花火は目の前とコスパ最強の花火大会!
8/5    熱海海上花火大会
山から見てみた花火、反響音が山で反射しいつもと違う迫力、街を見下ろしながら見るのはまた良い
8/8    熱海海上花火大会
3日前に山側の遠くからみるのも良いなと思ったけど海で目の前で見るのはやはり良いなとw
8/16  伊豆多賀百八体流灯祭
灯籠流しは初めて見たがなんか子供の頃の夏を思い出させてくれたそんな祭り
8/24  熱海海上花火大会(直径500mの2尺玉)
熱海の花火は通年通して最高と思ってるがこの日の花火は別格ラストの2尺玉は絶対見るべき
8/31  伊豆山般若院送り火供養祭 ろうそく祭
広場の祭りは町内会の夏祭りって感じ本堂のご法楽は観光客も参加出来てチャンスがあれば是非
10/7  尾崎紅葉フォトラリー
これは今年だけ?分からないポイントが多々あったのでGoogleMap上に立てておいたw
11/4  熱海おさかなフェスティバル
GWや夏の海鮮扱ってますイベント、秋に体感できるのはグッド!予想以上に混み合う
11/18  Gathering Table Pantry馬喰町
これも熱海周辺ではないけど個人的に大事なキャッシュレス店舗の視察
12/23  尾崎紅葉生誕150周年記念 講談金色夜叉
講談を初体験、金色夜叉のストーリーも知れ良い体験が出来た


計30箇所、のべ32回の祭り(イベント)に参加してましたw
※イベント・祭り以外で行った立ち寄ったもありますがキリが無くなるので省いてます
※3/20,6/30,11/18の箱根京都馬喰町は個人的なキーポイントなので記載しましたが関係は無くカウント外ですw



特にゴールデンウィークと7,8月はイベントが目白押しで忙しかったw
11月からは熱海海上花火大会が日曜になってしまったのでそれ以降は一切参加できず…
10/28の湯河原ハロウィンは行く予定でしたがその数日前に妻の妊娠が発覚し、それ以降の祭り(イベント)の参加率が少し落ちる…


「熱海のこの祭りだけは行っとけ!」みないなタイトル映えしそうな1年の振り返りを書こうと思ってましたが1つだけに絞るなんて無理でしたw


そこで特に印象に残った、これは絶対にお勧め!行かないと勿体ない!!と感じた祭り2つ花火大会2つ番外編1つ4+1を挙げてみます。


祭り部門

5/27 湯河原湯かけまつり


祭りって基本的には主催者(演者)と観光客(観客)の二手に分かれて、客がその催しを見るってスタイルだと思いますが、湯かけまつりは観客も演者側になれる参加型のスタイルとでも言いますか。沿道に用意された湯を手に取り自由に掛ける事が出来ます。

湯かけまつり自体を知らなかったし当然システムも分かって無かったので、初めて目にした時は「なんだこれ楽しそう!」、「でも着替えどころかタオルすら無いし」と思ってました。
ですが最前線で撮ってたらお湯が掛かってしまい、ちょっと濡れるのもいっぱい濡れるのも変わらんわ!とスイッチが入ってからはガンガン湯かけってました。
動画をよく見ると浴衣姿の方々が大勢いて近隣の宿に泊まってる人が湯をけに混じったり、見物したりしてます。すっごくいいなーと思いました。濡れたらすぐに帰れるってのは勿論ですが(笑)、きっとこの祭りを目当てに来てるはずで、周辺がしっかりと潤う構図が素晴らしいなーと思いました。と言う事で他には無かった唯一無二の参加型スタイルとして楽しめた湯河原湯かけまつりはおススメです。※熱海?湯河原?とか細かい事は無しで!熱海市にもまたがってるので。

7/15 熱海こがし祭り山車コンクール


湯かけまつり同様に熱海に来るまでこがし祭りも知らなかったのですが(汗)、先程の湯かけまつりが参加型のスタイルだとしたらこちらは主催者(演者)と観光客(観客)の二手に分かれ、完全に見る通常のスタイル。
各町内会で山車を1台用意しその出来を競う。夏の夜に煌びやかな電飾で着飾った迫力のある山車が次々と通り過ぎて行き「次はどんなのが来るんだろ」とわくわくして見てました。
そして伝統を重んじるタイプ・最近の流行りを取り入れるタイプ・ボケて笑いを取りに行くタイプなど各町内会のスタイルが様々でとても面白いです。

過去の仕事でイベント管理や運営的なモノに携わってたからか、裏方や違う目線で見るのが好きで、例えば常に祭りでの出店の数を数えてます。
出店数=祭りの規模が見えてくるので「あぁ、予想通り」や「お、イメージよりデカいぞ」など。で、このこがし祭りですが1年通った中でぶっちぎりの数でした。(参照) 
あとは他祭りでは見なかった都会ではよく見かける客層を多々見掛ける事があり”他の祭り”とは一線を画しており全ての面においてこの祭りは違うな!と感じました。
※客層=ストレートに言えばやんちゃ・ヤンキー・ナンパ層の子たち。

と言う事で湯かけまつりは西の横綱でこのこがし祭りは東の横綱の位置付けでおススメします!
あとは個人的な事ですがこれを見てる時に「演者(向こう側)いいな…やりてぇ…」と呟いてしまったw この日を境にある事に火が付いてしまいゆっくりと動き出してる事がありますがまだ触れる事が出来ないのでまたいつか。
後に追記:この時点では言えなかったですがこれが民泊&キャッシュレスカフェの事です。(民泊は物件の関係で流れましたが)なので決して他のキャッシュレスカフェ店を見て真似た訳では有りません(笑)。



花火大会部門

8/3 伊豆山温泉納涼海上花火大会


ここは花火大会の会場がめちゃくちゃ狭くて(立地的に仕方ない)それに伴い会場にいる人数が少ない。それでいて打ち上げ場所が伊豆山港の目の前で打ち上げられ、大迫力の花火が堪能出来ます。
この花火大会も伊豆山神社など遠目から見る人はいると思いますがそれを言ったらどの花火大会もそれは同じでして。となるとやはりこの会場・この距離・この規模・この時間(30分間)のものをたったこの人数で見ていいの!?って感じからコスパ最強の花火大会と言う事でおススメです。

8/24 熱海海上花火大会(直径500mの2尺玉)


他の地域の花火も素晴らしいものはありますがやっぱり熱海の花火は別格かなと思います。夏だけでなく通年打ち上げるところにも意地やプライドを感じますしね。
冬の花火も乙なものですがやっぱり花火は夏の風物詩。
そんな熱海の花火において他の日では見る事が出来ない1日だけ打ち上げられる直径500mの特大二尺玉(20号)が夏の花火大会最終日に1発上がります。いつ見ても綺麗ですがこの日はスーパーレア。是非ともおススメします。
※2018年は8/30(木)に2尺玉が打ちあがります。




番外編

4/14 伊豆山神社例大祭の宵宮祭

 
移住後の初祭り(イベント)で期待して行ったのが伊豆山神社例大祭(宵宮祭)。

しかし伊豆山神社入り口に着いたが、出店らしい雰囲気は全く無い…
と言うよりも光が全く無い…
日程を間違えたのかと思って恐る恐る階段を登り頂上付近に近づくと人声や物音はするので間違えで無い事は分かった…
しかし登り切っても光は最低限で真っ暗。観光客はいない。(それっぽい人は後に2,3名)当然出店はゼロなんだこれは?観光要素ゼロ!?


でも直ぐに空気感から伝わって来ました。
これが大昔から続けてるスタイルなんだなーと。
この神社が作られたのは紀元前5~4世紀らしいです。さすがにそこから続いてる訳ではないと思いますが、宵宮祭を見てると平安様式を非常に感じるので源流はその辺りから続いてるのでは無いでしょうか?

初日に行う【宵宮祭】は歴史と伝統を感じる神聖なモノで観光要素は全く無し。
「祭り」では無くて「儀式」なんだなと感じます。

そして儀式のメインに差し掛かると、見学していた数人に対して「(携帯やカメラで)光を付けないで下さい」と一言添えて皆さん本堂へ行きました。

辺りが真っ暗となり周りを見渡すと遥か先に見える熱海市街地の光程度。
この暗さを体感した瞬間に「大昔の電気が無かった時代ももこんなん景色だったんだろうなぁ」と勝手に想像してました。

都心部で生まれ育つと、出店があって催しがあって飲んで食って騒いでが「祭り」みたいに勝手に思ってましたが、この様な儀式としての祭りを見てみるのもいいものかなと思います。

以上、熱海移住1年目が1年間祭りに行きまくって「これは絶対に行くべき」と思ったおススメの4+1でした。
ではよいお年をお迎えください。

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