ZOZOTOWNのツケ払い/後払い対応についての考え~割賦や信用スコア~

本日から当店でZOZOTOWNのツケ払いに対応します。

その昔、携帯電話の購入に割賦(ローン・借金) 払いが登場したばかりの頃 、頑なにそれをしなかった人もいました。

導入期は販売員もやってたのでよく覚えてますw

当初拒んだ人も今となっては受け入れた人も多々要るでしょう。

(またこれは何度も同じ事を書きますが)

携帯電話(当時はPHS含む)を薦める(売る)が「そんなものいらねぇ。購入電話で十分だ」

i-mode(ネット対応携帯)を薦めるが「そんな小さな画面で打てるか。パソコンだけで十分だ」

iアプリ(アプリ対応携帯)を薦めるが「ケータイでそんな事するか。」

おサイフケータイを薦めるが「ケータイで支払いなんかするか。」

そして、

スマホを薦めるがが「そんなキーのない薄っぺらいもの使えるか」

約10年前に買った日本初のAndroid HT-03A

そこで支払いに話を戻すと

同様に、

割賦を説明するが「ローン(借金)なんかするか。」 と仰る人も多々いた訳です。

携帯電話の割賦

そもそもこの割賦販売。
ソフトバンクが携帯業界に参入する際に「0円など原価割れ販売はおかしい」と意を唱えて参入し、その後ホワイトプランスーパーボーナスなど新サービスを導入しました。そのスーパーボーナスが2006年9月、日本の携帯業界で初めて「端末の割賦販売方式」を導入した訳です。

ちなみに2006年12月に公正取引委員会から景表法違反の警告受けたのですが、0円販売に異を唱え参入し、後に0円割賦で乱売(指導後は見掛けなくなりましたが)したり、プランや制度が分かりずらいと言った事は、実はある意味この時からスタートしたのです。

キャッシュレスと信用スコア

携帯電話販売の話はそろそろ終わらせて、
そして現在となってはスマホになり販売価格も上がり、携帯電話購入時において「割賦(ローン・借金)」は当たり前になりましたよね。

携帯電話料金の支払いはキャッシュレス*1です。

1カ月間利用して、月末にその額を確定して、支払日に自動引き落とし*1する。

何かに似てませんか?

そして近年、注目されている「信用スコア」。

中国の例を見ると、信用スコアが高いとシェアサービスなどの保証金を免除されたり、出国手続きが一部簡素化出来たり、逆にスコアが低いと、公共交通機関の移動に制限が生じたり、企業の採用に不利になる事もあるそうです。

更に結婚においても、相手の信用スコアによってウソをついていないか判断する事が可能。

そりゃそうですよね。
自分がそれぞれ逆の立場であればリスクを取るよりより安全の方を望む訳で、その社会が実際に動き出していると。

携帯電話の購入方法とは話が違いますから同じ土俵で語る話じゃないですが、キャッシュレス社会・AI社会によって信用スコアがより身近に、そしてより大事になってくると思っております。

ですから、今回ZOZOTOWNのツケ払いが実店舗へ解放を見た時、すぐに申込みをしました。

現時点では1決済につき手数料として540円発生しますから、コーヒー1杯飲んだら手数料の方が高く*2付きますww

ただ言いたいのはそこじゃなとお分かり頂けると思います。

この店のスタートは6年前に「なぜキャッシュレスオンリー店」は無いのだろう?*3から始まり、 じゃあ無いのなら作って世の中に提案しよう!が元々の想いですから今回の後払いも同様です。

未来はどうなるかは分かりません。
決めるのはユーザーです。
その手段を提案する役目としてこれからも新しい事にトライし続けます。

*1 今でも請求書払いは勿論ありますが主として。
*2 ZOZOに限らず時代が進み競争が起きれば手数料などは下がって行きます
*3 決意時は日本初の予定でしたが結果的にはキャッシュレスカフェオンリー店としては2番目

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする